フモ・フモリス・カニス(ふわふわした・柔らかい・犬)の学名は、 モーフで確立されたものであるが、今回は全く新しいケースとして、 亜種ではあるが異なった名前がつけられることになった。 もちゃやけろーにょの亜種には、あきらかに違う名前はつけられて いない。それは形態的にも、同じと見られるからであるが、わふに 関して言えば、モーフとの違いは明かである。 モーフも口の形が違う亜種が知られているが、わふの口は典型的な モーフ型であり、同じ犬族の影響波を感じさせるようである。 わふは、明らかに日本犬の影響波が見られると言われており、寒い 小雪の舞う日に、跳び回っていたとの報告があったのではないかと 言う観測もあるようである。 モーフとの関係を含めて、今後の研究に期待したい。 |
●亜種/変異体は 不明 |
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身体の基本色は黄橙
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解説:神田博士
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フモ・フモリス・アクアラルウァ(ふわふわした・柔らかい・水の 幻獣)は、今まで発見されたことのないタイプのフモフモさんである。 カッパは幻想学会においては、日本固有種として広く知られた存在で、 幻想学的には珍しい存在ではないが、影響波としては現実界以外から 発生しているのか、現実界から発生しているのかと言う問題の提起に 繋がるが故に、今後の研究に新たな方向性を示唆していると言えよう。 みずくもの中にある水辺に関して、それは池か沼かと言う議論もある。 河童がいるかいないかで、池と沼を分けると言う説もあるが、池と沼 の違いは、人工的に作られたものが池であり、自然に出来たものが沼 で、水深5m以上で大規模な物を湖と言う定義は昔から確立されている。 河童は、条件が合えば、池でも沼でも出現することから、みずくもの 中にある水辺の名称に対する定義は、事の本質から外れた議論に過ぎず 幻想学的な研究の対象としては、極めて希薄であると言えよう。 みずくもとの関係を含めて、今後の研究に期待したい。 |
●亜種/変異体は 不明 |
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身体の基本色は黄橙
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解説:神田博士
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フモ・プロプリウスモリス・ヌーベス(ふわふわした・柔らかい・雲)は、 何等かの影響波を受けた雲が変化したものと考える説が有力である。 その雲の中でいろどりくも(彩雲)は、別名コラボくもと呼ばれるくらい、 特定の影響波が混じり合っていることがわかってきた。 いろどりくも(彩雲)そのものは、その存在は知られていたが、虹くもの 仲間と見られており、詳しい研究がなされていなかったため諸説紛々とし、 最近の発見により注目されることになったものである。 今回は、ピンクの混ざったいろどりくもから、ピンクパンサー&パルズとの コラボフモフモさんが発見されたことで、くもに影響波が影響してフモフモ さんが発生したり変異するのか、影響波によってくもが発生しフモフモさん が発生するに至るのかが、再び論争の焦点になるつつあるようである。 フモくものがなんらかの別の世界と結びついていると言う仮説は、これらの 発見によって可能性を否定されるものではなく、むしろそれを持って仮説の 裏付けと考える研究者もおり、この仮説ではコラボフモフモさんの可能性は 無限に考え得る可能性もあり、さらに混乱を深めているようである。 詳細は、今後の研究に期待したい。 |
●亜種・変異体 研究中 |
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身体の基本色は不明
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解説:神田博士
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フモ・フモリス・コルンバ(ふわふわした・柔らかい・ハト)は、 飛ぶことのできる鳥であるハトの影響波を受けて発生したと思われる。 今までフモフモさんの鳥類の影響波は、ふくを別にすれば飛べない鳥だけ だったために、今回の発見はフモフモさん研究者に大きな課題を与えたと 言えるであろう。 ふくの場合は、出現するのが夜のためか飛んでいる姿は確認されていない。 ぴじょはがちょとともに、飛んでいる姿が確認されたと言われているので、 どのような生態で飛行しているかが焦点になると考えられているようである。 フモフモ界において、フモフモさんはフモくもと深い関係があるらしいと 様々な学説が考えられてきたが、特にその移動においてフモくも無しでは フモフモさんの空中移動は不可能とされてきたからである。 飛ぶことのできるフモフモさんが存在するのならば、フモくもから独立し 自由に移動することができる可能性を示唆していることは間違いない。 しかしながら、現在の研究では、完全にフモくもから独立した生態は、 人間界におけるぬいぐるみ形態のフモフモさん以外観察されていない。 ぴじょと同時に発見されたがちょも、飛行能力を有する鳥類の影響波を受け 同じような研究課題を投げかけている。 詳細は、今後の研究に期待したい。 |
●亜種・変異体は 不明 |
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身体の基本色は白
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解説:神田博士
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フモ・フモリス・コルニクス(ふわふわした・柔らかい・カラス)は、 飛ぶことのできる鳥であるカラスの影響波を受けて発生したと思われる。 同時に発見されたぴじょとともに、今回の発見はフモフモさん研究者に 大きな波紋を投げかけている。 今まで光が当てられていなかったふくの飛行も、より多くの研究者により 何等かの進展がある可能性があるものと思われるようである。 現時点で、がちょに関する観察および研究成果で、フモくもと独立して 自由に空間を飛び回っていると言う報告は確認されていない。 空中を飛ぶがちょがある距離を超えると、一定の距離を保ちついてくる フモくもの存在が確認された、と言う報告もあると言われているらしい。 がちょは頭が良いと言われているが、もちゃやフモ王と比べてどの程度の 知能があるのかは計測する手段を持たない現在、何とも言えないのではと 懐疑的な意見も見られるようである。 がちょと同時に発見されたぴじょも、飛行能力を有する鳥類の影響波を受け 同じような研究課題を投げかけている。 詳細は、今後の研究に期待したい。 |
●亜種・変異体は 不明 |
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身体の基本色は黒
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解説:神田博士
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フモ・フモリス・レオー(ふわふわした・柔らかい・ライオン)は、 アフリカライオンの影響波を受けて発生したと思われる。 ライオンは20世紀初頭までは印度ライオンも棲息していたが、20世紀末 までには絶滅したと言われているので、アフリカライオンと考えて間違い ないであろうと言われているようである。 発見されたのが、アフリカのサバンナ上空であることからも、その仮説の 正しさを支持しているのではないだろうか。 ライオンの影響波と見られるのは、何と言っても鬣があることである。 鬣と尾っぽの形状から雄ライオンの影響が考えられるがフモフモさんには 雌雄が無いと言われているため、どうして雄ライオンの形態なのか、雌の ライオンの形態も存在するのかが、研究者の間で大きな関心を呼んでいる。 その生態に関しては、サバンナ上空の大きなくもの上で小さな群を形成し、 のんびりと日なたぼっこをして暮らしていると言われているが、熱帯地方 の日射しは生物にどう影響するのかを問いかける研究者もいるようである。 人間界とフモフモ界での生物の生態の差は、未だに解明されていない謎で あり、これからも大きな課題が出現すると見られているが、日なたぼっこ の件を大きな問題とみる研究者は極少数であるとみられている。 何れにしても、ししもは強くて勝ち気でちょっぴり偉そうに見えることや、 群の生活のせいか、他のフモフモさんから頼り甲斐のある面倒見も良いと 見られているらしいと言うことは確かなことらしいと思われている。 詳細は、今後の研究に期待したい。 |
●亜種・変異体は 不明 |
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身体の基本色は黒
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解説:神田博士
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