生物学の基本は体系化にあります。 分類整理して、大きな構造を理解することから始まります。 生物学では、アリストテレスからリンネによる近代的分類法が確立されるまで、たくさんの試みがなされました。 基本的な分類体系では、「動物界」と「植物界」の二つの「界/Kingdom」が良く知られています。 現代では、この二界説から19世紀にヘッケルによる「原生生物界」を加えた三界説が提唱され、ホイタッカーによる「モネラ界」と「菌界」を加えた五界説、「ネモラ界」を「細菌界」と「古細菌界」に分けた六界説、さらに「古細菌界」「真正細菌界」「アーケゾア界」「原生動物界」「クロミスタ界」「植物界」「菌界」「動物界」に分類する八界説などが提唱されています。 ここまでくると、かなりややこしくなるので、界の上位に「超界/domain」を作り、「細菌界」を「細菌超界」に「古細菌界」を「古細菌超界」に統合し、その他の界を「真核生物超界」の三つのドメインにまとめる考えもでてきました。 ということで、いろいろな考えがあるのですが、幻想生物学ではこの「界」のレベルに「幻想界」を設け、これを研究しているのです。 これに対して「妄想界」や「空想界」を提唱する考えもありますが、フモフモさんは現実に人間に対し心を和やかにしてくれると言う事実があるので、人を苦しめる「妄想界」や現実の作用がない「空想界」ではなく、「幻想界」に分類されるのが正しいと思われます。 「幻想界」は、主に柳田國男などの民俗学で研究されてきており、「界」の下の「門/Division」では「妖怪門」の水木しげるなどが良く知られているようです。 |
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「幻想界」における、「フモフモさんの世界」は略して「フモフモ界」と呼ばれることもあります。 幻想生物学的にはナニですが、分かり易いのでこれも良しとしましょう。 「フモフモ界」に対して「人間の世界」を略して「人間界」と呼ぶこともあります。 また「人間界」を「現実の世界/現実」と呼び、「フモフモ界」を「幻実の世界/幻実」と呼ぶこともあります。 いろいろごちゃ混ぜになっていても、気にしないでください。 そういうことが気になる人は、あまり幻想界の研究には向いていないとみられてしまいます。 研究を続けるには、多少のことがあっても深刻に考えず楽しむことだと、御茶ノ水博士もいっていました。 さて、フモフモ界における生物は、人間界の生物とはだいぶ違っているようです。 現在分かっている、フモフモ界の動物は「フモ綱/Fumo」に属していますが、「フモ綱」では雌雄が確認されておりません。 したがってフモフモさんには、生物学的に男女の区別がありませんが、社会行動学的には男性的な個体と女性的な個体があることが知られております。 そのようなことから、フモフモさんを数えるときは「1フモ」「2フモ」と「フモ」をつけることが一般化しています。 フモフモさんは「フモ綱/Fumo」「フモ目/Fumo」の「フモリス科/Fumollis」に属しています。 フモフモさんは人間界からの何等かの影響波によって出現するという仮説が、現在有力となっていますが、それはフモフモさんの「種」が、私たちの世界の動物などの属性を持っているからです。 したがって、フモフモさんの分類は、例えば「すもも」の場合、「フモフモさん/ウサギ」ですから、「Fumo Fumollis Cuniculs/フモ フモリス クニークルス」となります。 ※学名はラテン語が主に使われています。フモリスはFumoとラテン語のmollis(柔らかい)の合成語で「フモフモしている」という意味になります。 Cunicuisはラテン語でウサギの意味です。Fumoは共感覚で知られる擬態語で(弾力がある、柔らかい)の意味になります。 |
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01
001すもも 002ふもも 003まもも 004トララ 005しまにゃー 006ぱんな 007もちゃ 007-02もちゃ2 008けろーにょ 008-02けろーにょ2 009トナモ 010ここも 02 011ふふ 012まはも 013モモスーツ 014フモくも 015ぴかり 016ニコラ 016-01ハートニコラ 016-03フラワーニコラ 017フモ王 018こけこっこ 019クラシック 020エクセレンス 03 021ふわ 022モーフ 023モロボ 024はてな?・ミスはてな? 025ベビー 02ブラン・ノワール 027げっと 04 031ジジ 032ちふ 033モモはてな? 034もぐぐ 035おぽ 036こっこ 037ぶーも 038ふく 039うーも 040はむむ 05 041わふ 042かぱ |
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