フモフモさん研究のお約束
1)フモフモペースを尊重しましょう。
フモフモさんは予測できないことが多いです。あまりスケジュールとか苦手なので、おおらかに心を広くしてあげてください。
2)良い加減をめざしましょう。
フモフモさんは分からないことが多いです。ちいさなことは気にせず楽しんでください。
3)失敗は笑って次に期待しましょう。
フモフモさん研究者は、初めてのことでも、わからないことはとにかくやってみます。失敗が多いです。暖かい目で見てあげてください。

おていれ問題-第一課「選択(洗濯)問題」実践編

お手入れ問題に先立って、研究室では実際にテストを重ねてきました。その結果分かったことは、多少やり方がまずかったとしても
何とかなるということです。きれいに落ちなかったときでも、何度もくり返せばめだたないようになりました。何もしないよりは、
やってみたほうがずっといいです。解答編では洗濯機は×になっていますが、気をつけてやれば洗濯機でもできます。少しおかしい
ことがあっても、数をこなせば、自然にできるようになります。やってみれば自信がつくので、簡単なものからやってみてください。



事例研究1-1:ソースけろーにょ1-2:ケチャップもちゃ---みずきちレポート 解答編へ戻る>
ソースけろーにょもケチャップもちゃも、実際は志願してくれたフモフモさんたちが自ら実験台になってくれました。
こちらはピンクのぺももさんです。染み抜きを担当してくれました。

ぺももさんの頭と背中側でテストしました。
上はカゴメのケチャップ。右はカゴメのスパイシーモーニング・ケチャップ。
左はオタフクのたこ焼きソース、下はブルドックの焼きそばソースです。
  ベットリとつけました。
ぺももさんはジッとがまんしています。
  ペーパータオルで、しっかりぬぐってあげました。
実験準備が終わって、いよいよスタートです。
  このぺももさんには、水性油性兼用の染み抜きを使いました。   染み抜きをたらし、ケチャップを毛の流れにそって、タオルで軽くたたきながら汚れをとりました。
       
  たこ焼きソーズへ挑戦しました。   焼きそばソースです。
ちょっとしつこいです。
  スパイシーモーニング・ケチャップです。
ふつうのケチャップより落ちがよかったようです。
  上から毛並みを逆にみると、まだまだ汚れているのがわかります。
これは許せません。
       
  染み抜きをたらして、毛並みを逆に拭き取るようにします。   薄っすらと、まだかすかに色がみえます。
これではぺももさんがかわいそうです。 許せません!
  斜め方向からも、染み抜きをたらしては拭き取りました。   やっと見えなくなりました。
匂いは残っているけど、目ではわかりません。
やったね!ぺももさん、ごくろうさま。

この後、お湯か水にひたしてかたく絞ったタオルで、染み抜きの成分が残らないように数回くりかえしてふきとります。風通しのいい場所で完全に乾かしたら終了です。
消毒用アルコールをスプレーしてタオルでふきとると、もっと簡単に落ちました。乾燥も早くて便利です。



事例研究1-3:薄汚れすもも---みずきちレポート 解答編へ戻る>
すももはみずきちとスペインへ旅行したりして、少し汚れてきてました。旅の汚れを落とします。

  台所用洗剤をお湯に溶かして、タオルをひたし、かたく絞ったもので毛並みにそって、やさしくぬぐいます。
  今度は、毛並みにさからって、やさしくぬぐい、汚れをふきとります。   こ白いタオルにうっすらと汚れがついています。   タオルをすすいで、かたく絞り、また毛並みにそってぬぐいます。
       
  また、毛並みにさからって毛の裏側をふきとります。   つぎは、左から右へ。
汚れをチェックしながら、ふきとっていきます。
  右から左へ。   右上から左下へ。
動かす方向で、ずいぶん感触がちがいます。
  左下から右上へ。
汚れたところは、しっかり、でもやさしくぬぐって落とします。
  左上から右下へ。   右下から左上へ。
ほんとうは、もっとサッサッと手早いです。
  汚れがとれたら、お湯か水でゆすいでかたく絞ったタオルで洗剤を残さず落とします。後は風通しのいい所で乾かしました。

あまりぬらしすぎると、ボアから中へ水分がしみこんで、乾きにくくなります。
乾燥はしっかりやってください。しめっているとカビがはえたりします。



事例研究2:お風呂---みずきちレポート 解答編へ戻る>
お風呂はちょっと汚れてしまったけろーにょさんが志願しました。

  けろーにょさんのサイズに合わせて洗面器のバスタブを用意します。   洗剤の説明書をよく読んで、適量の洗剤を入れます。   お湯を入れて、準備がととのいました。   そっと、けろーにょさんをお湯につけます。
とても気持ちよさそうです。
       
  しばらくお湯につかっていてもらいます。
つけ置き洗いになるのだそうです。 
  左胸に黒いほくろみたいな汚れがあります。
これはしっかり落とさなければなりません。
  手でやさしく汚れを落とします。
あまり急いで無理をすると、毛が抜けてしまうので注意します。
  きれいになりました。
成功です!
  軽くおさえて、水を切ります。
洗剤の入ったお湯をすてて、新しいお湯と入れかえます。
  お湯の中にもどします。   中に入っている洗剤をだして、体の中もしっかりゆすぎます。
最低2〜3回くり返して、洗剤が残らないようにします。
  やさしく、しっかり水を切ります。
       
この撮影は2月でしたが、室内で1日半ぐらいでけろーにょさんは完全に乾燥して復帰しました。
けっこう早かったのは、暖房のせいかもしれません。
夏場だと1日で完全復帰できます。
ただ、フモフモさんのサイズによっては、その時間では完全に復帰することは難しいようです。
タオルで、できるかぎり水気をふきとります。 洗面器の上に洗濯ネットをおいて、その上で乾かしてあげました。