ディスメル
介護は、される本人にとってもする側にとっても、きれいごとでは済まされません。
外に出る機会が少なくなったり、寝たきりになると部屋の中に独特の臭気がこもってしまいます。
ディスメルはアンモニア臭を消臭する繊維です。
でもこの機能だけを強調すると、介護される本人は自分は人からどう思われているのか気になってしまい、辛い思いをすることになりかねません。
そこでディスメルでボアを作り、ぬいぐるみにしました。
ぬいぐるみだと、身近に置いておいても気にならないからです。
ただ可愛がられるだけでなく、人のために働くぬいぐるみ。
目立ちませんがそんなぬいぐるみも作ってみました。
部屋の中でペットを飼っている場合もアンモニア臭を消臭するので、ぬいぐるみ達の働く場はたくさんありそうです。
ディスメルの効果と安全性
アクリレート系繊維であるディスメルのアンモニア臭の吸着量は、ヤシガラ活性炭15ml/g、活性炭30ml/gに対して70ml/g(繊維1gあたり)と大量に吸着します。
ボアのように繊維が長く密度があると、その効果も大きくなります。
そのために、汗や尿といった蒸排泄の中に含まれる不快なアンモニア臭をすばやく吸着し、人やペットの気になる臭いを、ぬいぐるみ達が処理してくれるのです。
またディスメルの効果は繊維そのものに消臭効果があり、天日干しをするだけでその効果が快復しますので、長く使っていただくことができます。
ディスメルの安全性は、2003年7月31日にエコテックス規格100の乳幼児用検査、クラス1で認定されています。
注意:アルカリ洗剤、塩素系、過酸化物系漂白剤のご使用はお避けください。
ディスメルのぬいぐるみ達